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 錆び付き茶色く変色した床とタイル、血の溢れるバスルーム。そこにうごめくのはウジなのか判別もつかない。いままで目の前にあった白い壁は、今は鉄の、錆の、そして血の染みついた黄色い空間へと変貌している・・・。
 
 サイレントヒルシリーズといえば、プレイステーションで発売された、バイオハザードの流れを組むホラーアクションゲームです。1作目がでてから随分と時間が経ち、今ではプレイステーション2やXBOXに舞台を移し、サイレントヒル4まで発売されています。
 
 そんなサイレントヒルがついに映画化されたそうで、すげー嬉しい限り。もう公開されてから随分と時間が経っているようなので、今更っていう気はするんですが^^;
 ただ、いろいろとレビューを聞くと、どうも悪い話ばかり・・。ゲームの世界が表現されていないとか、意味がわからないとかっていうのをよく耳にします。うーむ、確かにあの世界観はゲームをプレイしていないとわからないんだろうなぁ。
 この映画化、原作好きとしてはすごい嬉しいんで、是非一度は見に行きたいですねー。
 
 最近、バイオハザードに続いてサイレントヒルと、ホラーゲームが次々に映画化されてます。元はゲームとして出ていた作品が映画で見られるってーのは非常に嬉しいんですが、やっぱり映画よりも、元のゲームをプレイする方が数倍怖くて好きです。

 映画というのは、自分自身が何かをするわけでなく、登場人物がそのままストーリーに沿って動くのを「見ている」だけなので、見ている自分は特に何かをする必要がありません。
 ただ、これがゲームになると話が違います。ゲームの主人公は自分自身が「操作して」進めるので、ただ見ているだけではストーリーも何も進みません。映画は恐い場面も見たくない場面も勝手に流れていくので、ある意味見ていればすべてが終わります。しかしゲームだと、恐くて進みたくない場所も自分自身で「操作して」進んでいかないといけないんで、恐かろうと見たく無かろうと、やらないと何も終わらないんですね^^;
 そこがホラーゲームが恐いという最たる所以だと思います。よくバイオハザードを初めてプレイして、ゲームに出てくる一番最初のドアが開けられなかったっていう話をよく聞きますが、「見る恐怖」と「自分自身で操作する恐怖」というのは、後者の方が断然恐いってことですね。

 そんなホラーゲーム、周りに聞くと「バイオハザード」「サイレントヒル」という声が多いんですが・・オレが一番恐かったゲームはそのどちらでもありません。
 確かにバイオハザードもサイレントヒルも恐いんですよ。これでもかって言うくらいリアルに描写された世界は、本当にそんな世界があるんじゃないかと思うくらい写実で恐いですし、目で見る恐怖としては最高の怖さだと思います。

 オレが今までで一番恐いと思ったゲーム、それは「コープスパーティ」です。
 たぶん、名前を聞いたことある人はそんなにいないんじゃないかなぁと思うくらい、知名度は低いと思います。なにせこのゲーム、1993年に22歳の大学生が作った、いわゆる「個人作品」なのです。
 
 ただそこで、個人作品だからって最初からナメてかかると、たぶんこのゲームの本質はわからないと思います。とにかくすごいんですよ、1993年の、今からすでに13年も前の「ファミコン」に等しいような作品が、です。
 
 舞台は文化祭直前の学校、そこで夜まで文化祭の準備をしていた高校生5人。その5人がとあるきっかけで異世界の学校に迷い込み、そこから脱出を試みる・・という、おおまかなストーリーはこんなもんです。
 どっかで聞いたことある・・と思った人は鋭いです。似てるんですよ、舞台背景は違えど「サイレントヒルの演出」に。通い慣れた生活の場が突然壊れかけた血なまぐさい廃墟に変わり、奇怪な現象が続くという気持ちの悪さ。
 13年も前なので「サイレントヒル」なんてまだ影も形も無い頃です。その時から、そういった気持ちの悪さ・怖さを演出する舞台設定を実践していた作品が、このコープスパーティです。

コープスパーティ - 1 コープスパーティ - 2
 舞台は学校なので、サイレントヒルシリーズよりもチープなイメージを受けるんですが、逆にこの「日本」の「学校」という設定がより身近な雰囲気として感じられるので、その身近な「学校」が突如廃墟になって閉じこめられるという演出はメチャクチャ恐いです。
 
 13年も前の作品、グラフィックも32色だし、サウンドもかなりファミコンサウンドです。でもこの作品はその32色のグラフィックとファミコンサウンドという、今の時代からみたら相当時代遅れなクオリティだとしても、十二分に恐いんです。ホラーなんです。
 たぶん一度プレイしてみればわかると思うんですが、いかにホラーに必要な要素はグラフィックやサウンド「そのもの」ではなく、それらすべてを組み合わせ、なおかつその中に文字表現・フラッシュエフェクトを加えるという、本当の意味での「演出」だというのがわかると思います。
 
 べた褒めしちゃいましたが、やっぱり13年前の作品ですし、投稿作品ということもあってかボリュームも少なく、操作性も良いとは言えません。グラフィックも32色なので、今のゲームになれてしまった人には、たぶん物足りないかもしれないです。
 ただ、このゲームで感じてほしいのは「グラフィックのスゴさや音楽の豪華さが演出を決める」ってことじゃなくて、「たかが32色のパレットと数トラックの音楽でも、ここまでの演出ができるんだぞ!」ということです。
 
 最近のホラーは映像にばかり頼って、血だけ出してりゃ恐いと思いこんでる馬鹿たれな監督が多いと思います。血で演出して怖さを出すなんてもんは、アメリカ映画の専売特許なんだからあっちに任せておけば良いんです。
 血とか生首とか内蔵とか霊とか、そういう単体のファクターがホラーという演出を作るのではなくて、ホラーという物は作品全体を通しての絵・音楽・効果の3つが統合して、ホラー演出として表現されるっていうのを、今一度感じてほしいと思います。

 サイレントヒルは、最近のホラーの中じゃ唯一そういう要素をしっかりと踏襲した、秀逸な作品だと思っています。日常に突然「非日常」が迷い込んでくる世界観と、そこに登場する人物の人間関係。んで、怖さの要素として「血」だの「怪物」だのをしっかりと登場させる。そういった巧みな演出が、サイレントヒルの独特の世界観・怖さを演出していると思います。もちろん、音楽も非常にクオリティ高いですしね。

 これからもサイレントヒルのような、言い換えればコープスパーティを超えるようなホラー作品が出てくることを期待しまくってます。いやホントに。


コープスパーティのダウンロード
記事中で紹介した「コープスパーティ」をダウンロードできます。
ただ、古いソフトのなのでそのまま解凍しただけでは動きません。
以下のソフトが必要になります。

Dante98 for Windows
こちらをダウンロードして解凍、その後に出てきたDanteWin.exeを起動して、コープスパーティのファイルを読み込ませるとOKです。

コープスパーティレビュー
コープスパーティのしっかりしたレビューが掲載されています。
やる前に一度見ておくといいかも。

サイレントヒル公式ホームページ
ゲーム・サイレントヒルの公式ホームページ。
サイレントヒルの新作、出ないのかなぁ・・(´・ω・`)
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Author : 序曲

群馬というド田舎でWEB関係の仕事をしてる23歳。プログラムからイラストまで幅広く手がけようと思いたったものの、いつのまにか「器用貧乏」を実践している。

2006年、同僚と立ち上げたグループ「INSPIRE DESIGN」でWEBデザインを中心に活動開始。仕事下さい(´・ω・`)

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